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3月 5th, 2010

今日はほんとにあったかでしたね。

とろもお外のお散歩すごくうれしそうでした。
ベビーカーでも泣きませんでした！
bagi

今日、こんなことがありました。

とろをおんぶして帰宅していると、
小学生が後ろを歩いていて、なかなか追い抜いてくれなかったのです。
あれ、なんだろ、と思って
後ろを見ると、とろに「いないいないばあ」をしてるんですね。

一瞬、最近のニュースを見て変な警戒心を抱いてしまった自分が
いて、どきどきしてしまったのですが、
ただ照れながらとろをあやしていて、
その男の子は、「かわいい」って口を動かしたんですね。

「ありがとう。学校の帰り？」と聞いても
それには答えず。

おや？変わった小学生かな、と思ったら、
彼、耳が聞こえないことに気付きました。

そのあとも一生懸命とろに笑顔で
あやしてくれて、

最後に、
「笑顔がかわいい」って
手話と小さな声で、
私に言ってくれたんです。

ただそれだけで、
バイバイと手を振り別れたのですが、

なんだか、ほんとに心があったかくなって、
泣きそうになってしまいました。

この間は病院の待合室で
女の子がとろをあやして遊んでくれました。

嫌なニュースばかりで警戒心ばかり強くなってしまうけれど、
素直で優しい子供たちに出会えて、
とろを産んでほんとによかった、と思いました。

とろの笑顔があるからこその出来事ですし、
わたしも生後７ヶ月の子供に学ぶことばかりです。